中古住宅を購入し、DIYでリノベーション…。
自分の希望する家を自分の手で作り上げる楽しみは、ことのほかでしょう。

新しい暮らしを自らの手で実現するDIYは、手作りファンの中でも人気です。
ただ、中古住宅をDIYリノベーションする場合、気に留めておいていただきたいことがあります。

この記事では、中古住宅をDIYでリノベーションするメリット・デメリット、ステップ、注意点について解説しています。

中古住宅をDIYでリノベーションすることのメリット

まず、中古住宅をDIYでリノベーションすることのメリットから見ていきましょう。
大きなポイントとして「安く仕上げられる」というところが着目点です。

コストを抑えながら好みの住空間を作れる

「中古住宅購入」「リノベーションをDIYで」という2点から、コストを抑えながら好みの家を手に入れられるという面がメリットのひとつ目です。
リノベーションの作業を自分で担うことで、近年高騰傾向にある人件費を削ることが可能です。
リノベーション工事も生活に影響がない程度に少しずつ進めれば、かかる費用を分散できますので、初めから大きな金額をかける必要もありません。

環境に配慮しながら家を持てる

現在、いわゆる「家余り」の状況にありますが、中古住宅をリノベーションして住むことは、環境に配慮した家づくりといえます。
まだ住める家を取り壊し、新しい家を建てることは、環境に負荷をかけてしまいます。
その面からみると、中古の家をリノベーションして住むことは「環境にやさしい」といえます。

家の資産価値を向上できる

中古住宅をリノベーションすれば、家の資産価値を上げることができます。
古いまま住むのではなく、設備や内装を「今時のもの」にすれば住みやすさ・清潔感をプラスできます。
また、リノベーションすれば、何らかの理由で家を手放さなくてはならなくなったときにも、金額面で有利に売却できるでしょう。

中古住宅をDIYでリノベーションすることのデメリット

中古住宅をDIYでリノベーションすることには、デメリットも伴います。
詳しく見ていきましょう。
あなたの考えている「家の買い方」に影響を及ぼすかもしれません。

住めるまでの時間が長期にわたる・家賃がかさむ

中古住宅を買い、DIYでリノベーションするということは、その家に住めるまで時間がかかるということです。
何か月か仕事をせずにDIYリノベーションができればよいですが、仕事をしている方の場合、休日を使ってDIYをすることとなります。
よって、DIYリノベーション期間が長くなってしまうことが考えられます。

また、家を購入したのにその家に住めないということは、引っ越す前の賃貸物件に住み続ける必要があり、家賃を余分に支払う状態となるでしょう。

リノベーション分のローンが組めない

リノベーションをDIYする場合、その費用をローンでまかなえないケースが多くあります。
金融機関は、リノベーション・リフォームにかかる費用を明確にするため、業者の見積書を求めるからです。
確かにDIYの場合、自分たちができる範囲でどのくらいの費用がかかるのか、自分で見積書を出すことはできません。
そういった意味で、「中古住宅のDIYリノベーションはローンを利用できない」と考えておくと無難です。

専門分野でつまずくことがある

中古住宅をDIYリノベーションしようとしても、専門的な部分でつまずいてしまうことがあります。
たとえば
・壁下地から柱にかけての木材腐食部分
・床下で見つかったシロアリの痕跡
・部屋の間取りを変更するために壁を取る
など、どうしても専門家の知識や技術を借りなければ解消できない問題に遭遇してしまうことも考えられます。

中古住宅をDIYリノベーションするときのステップ

様々な面から検討したうえで、「どうしても自分たちでDIYリノベーションしたい」と決めたとき、どんな流れで進めればよいのでしょうか。
上記で触れた点を加味しながら、以下の5つのステップを踏みましょう。

1.リノベーションする目的の明確化

はじめに取り掛かるべきことは「リノベーションする目的の明確化」です。
単に「見た目を好みにしたい」のか、「間取りや設備などの機能面を向上させたい」のかなど、リノベーションする目的を決めましょう。
単にひとつにしぼれるものではないでしょうが、少なからず優先順位を決めることは必要です。

2.予算を決める

次は、DIYリノベーションにかけられる予算を決めましょう。
上でも触れたとおり、DIYリノベーションはローンが使えないことが多くあります。
この点からも、しっかりと予算決めをして、必要な部分に必要なだけ資金が行き渡るよう工夫をしてください。
予算が明確でないと、DIYリノベーションが完了するまでに「膨大な金額がかかってしまった」ということにもなりかねません。

3.専門家に相談する

中古住宅をDIYリノベーションするときは、ぜひ専門家に相談してください。
築年数から目に見えない部分の傷みがあるかもしれない、もしくは既に雨漏り跡などが見受けられるといった場合、特にこのことが重要です。
目に見えるところの装飾などはDIYしやすいものですが、目に見えないところ(壁の裏・屋根裏・床下など)の場合、どうしても自分で手入れすることが難しいからです。
実際、木材の腐食部分だけを切り取り新しい木材に入れ替えるなど、専門技術を持った人でないと手を付けられないこともあります。
そういった点で、実際にDIYリノベーションに取り掛かる前に、買おうとしている中古住宅に傷みはないか、あるとしたらどのようなところかといったことを専門家に相談しておくのはとても重要です。

4.デザインを決める

目に見えるところのDIYリノベーションなら、デザインを決めましょう。
まず、好みのテイストを決め、それに則って細部まで検討します。
近年流行中なのは、
・質実剛健なイメージでダークカラーを用いるインダストリアルスタイル
・シンプルとナチュラルなイメージを融合させたシンプルモダンスタイル
といったものでしょう。

もちろんこれらの流行に縛られず、DIYリノベーションならではの自由さを活用し、好みのデザインを採用してください。

ただ、一部屋内で異なるテイストのものが混在すると、見た目にも違和感があります。
「好きなものを何でも取り入れる」のではなく、部屋の隅々までのトータルイメージを大事にしましょう。

5.施工する

いよいよ施工です。
費用や相談、デザインの決定をクリアすれば、あとは実際にDIYリノベーションするだけ。
これから住む家ですので、愛情をもって丁寧にDIYしてください。

中古住宅をDIYでリノベーションするときの注意点

ここからは、中古住宅をDIYリノベーションする時の注意点をご紹介します。
「思い描いたとおりに進まない」という問題を回避するため、十分に理解しておくことが大切です。

必要な工具・材料を自己調達

住宅のDIYには、専用の工具が必要です。
それらをすべて自己調達しなければならないのがDIYを困難にするポイントです。
「そもそもDIYが好き」「工具もある程度持っている」という方は別ですが、一からそろえなければならない場合、それも大きな出費となります。

また、壁紙や金具、木材など、DIYに必要な材料も必要です。
業者にしか卸さない専門店もあり、そのような店でしか買えない品物の場合、調達が困難になるでしょう。
また、ホームセンターなどで手に入る材料は種類が限られていて、思い描いたようなリノベーションができないこともあります。

完成までの計画を立てる

中古住宅を購入し、DIYリノベーションをすると決めたら、完成するまでの計画も立ててください。
仕事をしながらであれば、週単位で「ここからここまで」と予定を組みます。
ある程度ずれ込んでも問題がない組み方がよいでしょう。

完成までの計画を立てる理由は、実際にその家に住み始めるタイミングを見計らうためです。
住み始める日程がわからなければ、いつまでも以前の家に住み続けなければなりません。
その間も家賃が発生しますし、また購入した住宅の支払いも始まり、ダブルで居住費を負担しなければならない期間が生まれます。

無理のない適正な計画を立て、できるだけ早期にDIYリノベーションを完成させましょう。

DIY技術の習得

中古住宅をDIYリノベーションするとなると、それなりのDIY技術が必要です。
単に棚を作ったり、小物を作ったりするのとは勝手が違い、家に直接触れなければならないからです。

無理な姿勢、高い場所での作業も必要となるでしょう。
これまで使ってこなかった道具や素材を使うこともあるでしょう。

そのようなことに慣れない状態からのスタートでは、多少の失敗や予定の超過が起こるはずです。

まとめ

中古住宅を購入し、DIYでリノベーションする…。
最近ではそういった方も増えています。

・人件費がかからない分、安くリノベーションできる
・環境に配慮しながら家の資産価値を上げられる
というメリットがある一方で、

・購入した家にすぐに住めない
・リノベーション分の費用のローンが組めない
などのデメリットがありました。

また、中古住宅購入後のDIYでリノベーションは、専門家に頼らなければならない面もあります。
家の重要な部分が傷んでいないかの確認など、とても大事なことを含んだチェックが必要だからです。

私たち株式会社創健では、中古住宅購入に先だった内見への立ち合い、DIYリノベーションに必要なチェックやアドバイスに対応します。

もしも千葉県内の弊社対応エリア内で「中古住宅を買い、リノベーションをDIYでしてみたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

千葉県内での弊社の主な対応エリアは以下の通りです。
・茂原市
・いすみ市
・市原市
・大網白里市
・山武市
・君津市
・千葉市
・東金市
・九十九里浜町
・八街市
・勝浦市
・御宿町

千葉県で「住んでみたい場所」を調べるための辞典

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