千葉県 中古住宅 リノベーション ローン

中古住宅を購入しリノベーションするとき、「ローンは使えるのかな」と気にする方もいらっしゃることでしょう。

もちろん自己資金でまかなうことができれば、それが一番です。
ただし、なかなかそうはいかないのも事実でしょう。

リフォームにとどまらずリノベーションするとなると、思った以上の費用がかかることも考えられます。
そのとき、味方でいてほしいのがローンではないでしょうか。

この記事では、中古住宅を購入してリフォームないしはリノベーションするときのお金のことについてご説明します。
ローンの利用は総支払額にも影響します。
できるだけ有利にことを進めるため、少し時間を取ってこの記事を最後までご覧ください。
きっと役に立つ情報があります。
※この記事は2025年6月現在のものです。

リノベーションにローンは使える?

リノベーションにローンが使えるのかどうか…。
一番気になるところですので結論から申し上げますと、「使えます」というのがその答えです。
ただし、いくつか注意点がありますので、詳細を見ていきまましょう。

中古住宅まわりのローンの種類

まずは家を購入しリノベーションするにあたり、利用できるローンの種類を学んでおきましょう。
これをきちんと理解しておくことで、のちのトラブルを予防することができます。

リフォームローン

リフォームローンは、文字通り家をリフォーム(リノベーション)するときに利用できるローンです。
無担保型と有担保型とがあり、多くの場合が無担保型です。

借入額は1,000万円までの設定が多く、金利は平均で年2~5%と高めです。
ただし、審査はスピーディーという点で魅力です。

このリフォーム(リノベーション)ローンは、「中古住宅購入とリノベーションとの費用を分離して考えるとき」、または「中古住宅を購入し、あとからリノベーションするとき」に利用するものです。

住宅ローン

住宅ローンは、「中古物件を購入するとき」に利用するものです。
リフォームローンに比べ金利が安い点で魅力的ですが、借入期間は長くなり、中古物件であるだけに審査が厳しめとなる特徴があります。

ただし、金融機関によっては中古住宅を購入する際、リフォーム(リノベーション)費用をまとめてローン対象としてくれるところもあります。
そのような金融機関を探し、金利などを比較することで総支出額を抑えることができるでしょう。

住宅リフォーム(リノベーション)の最新動向

ここでは、中古住宅を購入したのち、どのようなリフォーム(リノベーション)をするのが人気なのかを見ていきましょう。
ローンを組むのであれば、より現実的なリノベーションであるのが理想的です。

最新のリノベーショントレンド

中古住宅は、見た目だけでなく機能面でも新築住宅に劣ることがあります。
その点から、最新のリノベーショントレンドは「機能性」となっています。

スマートホーム化(IoT家電利用)

暮らしの中の利便性を高める「スマートホーム」。
住宅の設備や家電製品をネットで接続、設定や操作をラクにしてくれるものです。

具体名でいえば、LIXILの「ライフアシスト2」がそれにあたります。
導入のしやすさ、操作のしやすさから、グッドデザイン・ベスト100に選定されたり、キッズデザイン賞など他の賞も受賞したりしました。

スマートスピーカーに話しかけるだけで、設備や家電をコントロール。
また、事前に設定したルールに従ってエアコンや照明などをON/OFFすることも可能です。
さらには、玄関ドアやドアホン、屋外カメラなどを連携させ、防犯(予防・抑止・防御・記録)をします。

このように、家族の安全安心をカバーする家づくりも、理想のひとつではないでしょうか。
ライフアシスト2│LIXIL

省エネ・ZEH対応の家づくり

中古住宅は、断熱性が低く過ごしにくいことが多くあります。
断熱性を向上させることで、夏は涼しく冬はあたたかい家にすることができます。
・断熱材を入れる
・樹脂サッシ+ペアガラスやトリプルガラスの採用

また、効率の良い給湯器を導入したり、太陽光発電システムを導入したり。
そうすることで、省エネ性能の高い家にすることができます。

新築住宅に関してよく目にする「ZEH(ゼッチ)」ですが、中古住宅をリノベーションすることでZEHの家にすることも可能です。
自治体によっては補助金が出ることもありますので、家を購入しようと考えているエリアを管轄する自治体の情報を取得しましょう。

再生可能エネルギー・省エネルギー設備の支援情報(住宅用)│千葉県

バリアフリー・高齢者向けリノベーション

段差をなくすバリアフリー、高齢者のためにトイレや浴室を安全に使いやすくするといったリノベーションは、長い目で見て「住みやすい家」といえます。

今現在障がいをお持ちでなくても、高齢者が同居していなくても、「足を骨折した」「妊娠によって家事がつらい」といったことも起こりえます。
このようなとき、住みやすい家はバリアフリーの家であったりします。

バリアフリーの家は、だれもが暮らしやすい家。
思いがけず何らかの障がいを負っても、ずっとその家で暮らせるという安心もあるでしょう。
はじめから、そのようなことを意識しておくのも、「よい家づくり」の一視点です。

住宅ローン控除・最新の税制改正

住宅を購入し、ローンを組んだとき、確定申告をすることで所得税が最大13年間割り引かれるのが「住宅ローン控除(特別控除)」です。

2024年、税制の改正により中古住宅を購入して住宅ローンを利用する場合も、この住宅ローン控除を受けられるようになりました。
ただし、以下のような条件がつけられています。
※条件は一部です。その他の条件もありますので、下記URLで確認してください。

・住宅取得から6カ月以内に住んでいること(長い期間のリノベーションはできない)
・特別控除を受ける年の合計所得金額が1,000万円以下であること
※延べ床面積が40平方メートル以上、50平方メートル未満の場合
・特別控除を受ける年の合計所得金額が3,000万円以下であること
※延べ床面積が50平方メートル以上の場合
・控除期間は最大10年間(新築の場合は13年間)
・その家が贈与されたものでないこと
・借入限度額(省エネ住宅:3,000万円)(一般的な住宅:2,000万円)
No.1214 中古住宅を取得した場合(住宅借入金等特別控除)│国税庁

せっかく中古住宅でも住宅ローン控除が受けられるのですから、各種条件を確認し、条件にかなうようなら忘れずに確定申告をしましょう。

まとめ

中古住宅を買い、ローンでリノベーションする―。
中古住宅を買いリノベーションするのは「好みの家」にする方法ですが、ローンを利用するのであれば「安心の家」「快適な家」「省エネの家」など、今一歩機能性を高めるのもよいのではないでしょうか。

より長く、快適に過ごせる家にするには、不測の資金をローンで補い、それと同時に住宅ローン控除を受けるのもひとつの方法です。

もし、千葉県内で今回の記事のように「もう一歩踏み込んだリノベーションを」とお考えの方は、ぜひ一度弊社にご相談ください。
対応エリア内でしたら、どうぞお気軽にお声かけください。

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